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イーターの危険性


苫東のITER建設候補地付近
翼のすぐ下が弁天沼、その右側が建設候補地となる。画面右下の勇払市街地とは目と鼻の先の距離。

  ITERにはさまざまな危険性や問題点が指摘されています。核融合は水素のような軽い原子核が衝突して、より重い原子核が出来る反応です。よく「地上の太陽」などと言う表現が使われていますが太陽の表面温度が約6000度、中心部でも約1600万度に対して、ITERに用いられるD-T反応と呼ばれる方式では、実に1億〜2億度にも達すると言われています。
  また三重水素、トリチウムという放射性物質を使用するため、その危険性も指摘されています。トリチウムは核が非常に小さいため閉じ込めておくことが難しく、日常的に環境に放出されることになります。
  トリチウムが水や水蒸気の形で体に入ると、99パーセントが吸収され体をつくるたんぱく質や脂肪などに取り込まれることがあります。また、遺伝子DNAに取り込まれると放射線を出しながらヘリウムになるため遺伝子が切断され遺伝子異常を引き起こし、さまざまな病気を起こします。

ITER建設候補地の危険な位置関係(約100K、表示に時間がかかります)


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勇払でのITER建設反対を訴えるビラ配り。建設候補地は、この市街地から目と鼻の先。
1996年10月13日

 



ITERの苫東誘致に反対する会
stop-iter@gasho.net