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2006年9月15日(金) |
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「和解案」 |
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2006年9月15日、千代田区一ツ橋 |
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本日、小学館サライ編集部による著作権侵害裁判の被告からの二度目の和解案が正式に示された。
一度目の和解案は、今回の裁判で一番重要な「無断でポジフィルムを複製」したことについて、「デジタル化した」事実についてのみ認め、写真1枚について1000円を支払うということで、無断複製及びポジフィルムの原告への所有権については認めることは困難であるとの内容であったが、今回も金額的には増額することは可能であるが、その他については認めることは困難であるとして、ほとんど前回と変わりはない。
まあ、100人を超える写真家の写真を無断複製(中には契約を結んだ写真家もいるのだが)してデータベース化しフォトエージェンシー業に利用しようとしていたのだから、他の写真家へ波及することを恐れているのかも知れないけれど、こちとら、損害賠償の形はとっているけれど、最初から訴えているのは小学館の社会的責任の追及なのだから合意できるはずもない。
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