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明日まで銀行が開かないため昨日に引き続き散歩。本日は抜弁天から河田町あたりを徘徊…。
都営大江戸線河田町駅前に昭和初期に建てられ都の歴史的建造物にも指定されている旧小笠原伯爵亭があるのだが、現在の持ち主は東京都。
廃墟と化していたこの建物を財政難の都は10年契約で民間に貸し出した。家賃は無料だということだが修復工事および5億円以上かかったその費用は借主持ち。一月に換算すると416万円になる計算で、10年経てば修復の済んだ建物は都の物になるという都合の良い契約。
スパニッシュ様式で建てられたこの建物は現在スペイン料理のレストランとして営業中であるが、高額修復費の影響か、ランチのコース料理でも7,350円(サービス料別)と相当高額である。
建物の裏へ回ってみると、最近流行りのレストランウェディングでもやるのだろうか、庭には見せたくない隣の建物を覆い隠すかのように美しいヨーロッパの街並み(スペイン風かどうかは不明)が描かれた巨大な「書割」が設えてあった。
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