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2005年4月11日(月) |
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「干潟」 |
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2005年4月11日、韓国仁川空港周辺(ASIANA107便より) |
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14年ぶりに韓国を訪れた。今回初めて仁川(インチョン)国際空港を利用したのだが、それもそのハズ。この空港は国際ハブ空港を目指して2001年に首都ソウル市の西に位置する仁川市沖の干潟を埋め立てられて開発されたものだ。
着陸態勢に入ったASIANA航空107便の窓からは有明海など足元にも及ばぬ巨大な干潟が広がっていた。驚くことに空港周辺では更なる開発が続いているように見受けられ、乾燥しはじめている干潟の末路らしき姿も……。
この開発に較べれば諫早湾の干拓事業などカワイイものなのかも知れない。
「一体この開発でどれほどの生命が犠牲になったのだろうか?」と、暗澹たる気持ちにつつまれてほどなく、機は元干潟の上に着陸した。
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