銀座の某現像所で人身事故があった。現像所で事故というとフィルム事故くらいのもので、人身事故など無縁のものと思っていた。
テスト分の現像の上がりを受け取りにいつもの現像所近くまで行くと、消防車、救急車、レスキュー隊、パトカーが出動して大騒ぎになっていた。
漏れ聞こえてきたレスキュー隊員や警察官の無線の会話を盗み聞きした内容を総合すると
「暗室で作業員が誤って足を滑らせ、現像タンクの中に頭から突っ込んでしまい、タンクの上からは足が2本出ている状態となり、現像液を抜き取ったものの体が抜けず、すでに意識はない状態で、レスキュー隊がタンクを破壊する準備をすすめている」というものであった。
撮影のため、次の現場へ向かったため、その後どうなったかとても心配であったが、亡くなってしまったそうである。ご冥福をお祈りします。
う〜ん、それにしても何故??ミステリーだ。
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