三毛猫Geeの左手の肉球である。猫は概して肉球を触られるのを嫌がるのだが、これが人間にとってはたまらなくキモチのよい感触。チョット緊張すると汗もかくし、興奮すると色が濃く変色したりもする。
何年か前、「猫の手」の玩具が売られていたことがあるけれど、肉球部分にシリコンか何かでこの感触が付加されていたならばもっと売れていたに違いない。
3年前に死んだJuliの肉球も撮影しようと何度もチャレンジしたのだが、カメラを持って近づくと決まって体勢を変えてしまっていたり、無理に撮影しようとして引掻かれてしまったりでかなわなかった。
乳癌が原因で死んでしまったとき、まじまじと肉球を見ること出来たのだが、その肉球は闘病のせいですっかり萎んでしまっていた。撮影するかわりにデスマスクならぬデス肉球をスキャニングした。
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