24日になったばかりの深夜、家で唯一の純血種、ヒマラヤンの「ばび」が息を引きとった。昨夜和歌山出張から戻ってまもなく、様子がおかしいというのでネット上で24時間体制の動物病院を探すが遠いところばかりで23区内にはなかった。
そうこうしているうちに呼吸もおかしくなり始めたため、スポーツ用の酸素を吸入させたところ幾分落ち着いた。…と思ったのもつかの間、酸素が切れた途端に苦しみだし鼻から人工呼吸を試みるが、午前1時頃、こと切れてしまった。
春先から消化器系統の不具合のため、1週間に1度の割合で点滴を受け、食欲はあり比較的元気だったので安心していたのだが、嘔吐物が気管に詰まり呼吸困難に陥ったのではないかと思われる。
これが昼間だったら助かったはずなのに…と考えると悔やまれる。
それにしても、火葬してもらうのに訪れた動物霊苑の仏教にのっとった進行には辟易した。まあ、寺が経営しているのだからしょうがないといえばしょうがないが、仏教徒の猫なんているわけもなく「これが喉仏で、ここの部分が仏が……」などという説明を受けたところで、ちっともありがたくなかった。
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