昨年の今頃は、帯状疱疹後神経痛の治療で、女子医大病院まで通っていた。
治療初期段階では「帯状疱疹」特効薬の点滴を受けるために皮膚科へ。その後は年齢に比例して残ってしまう神経痛の治療でペインへ通っていた。
最近、女子医大病院の医療ミスが大々的に報道されているのを聞いて、昨年の今頃、数千個の水ぶくれが出来た腰から臀部、腿のあたりの痛みがなかなか取れないため、「神経ブロック注射」というのを繰り返し受けていたのだが、若い医師が腰の後ろで「アレッ!」と小さな声でつぶやくたびに、ドキッとしたのを思い出した。
さらに、別の医師から処方してもらった薬を2週間飲み続けていたのだが、一向に痛みは取れない。
それもそのはずだ。実は飲んでいた薬、本来痛み止めとセットで出してくれるはずの「胃腸薬」だけだったのだ。それを痛み止めだと思い、毎日時間どおり、せっせと飲み続けていたのだった。
実際、飲んでいたのが「胃腸薬」だったので、大事には至らなかったけれど、回復が遅れたことは確実で、これってやはり「医療ミス」なんだろうな!
とても危険とされている脊髄に打つ「神経ブロック注射」でミスが起こらなかったのは、たまたまか……。
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