6月の帯状疱疹の影響でしばらく仕事を休んでいた。まあ「所得保証保険」があるから大丈夫さ…なんて、安心して体を休めていたのだが、いざ保険の請求をしようと書類を取り寄せて驚いた。なんと、契約時の金額は出ないことが判明したのだ。
売上金額と保険料のバランスから考えて、設定金額を決めていたのだが、書類をよく読むと「(売上金額-経費)/12」が一月の保険金と言うことだ。経費が多いので、どう考えても保険金が設定金額を下回ってしまう。しかも、入るときは収入の確認などしなかったくせに、「確定申告の写しを添付のこと」と書かれている。さらには、有効期限が2年だと言う。
今春、ようやく1996年度分の確定申告を終えたばかりなので、順当に考えると昨年度分の申告は4年後だ。その頃には保険の請求は無効となっている。
多分、契約書には虫眼鏡で見ればキチンと書かれているのだろうが、契約の際には一切の説明はなかった。これじゃあ、出もしない保険金のために長年、けっして安くはない保険料を搾取され続けてたようなものだ。
個人への契約でさえインチキ臭いんだから、多くの保険会社は契約者から集めた金の運用面でも相当インチキ臭い事をやって破綻してしまったんだろうね、きっと。
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