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自宅裏の空地の紫陽花が満開だ。空地と言っても幅一間ほどの通路にしかならないような土地で、バブル全盛の頃、悪名高きコクドによって地上げされたものだ。
コクドがこの閑静な住宅街で何を企てていたのかは、今となっては知る由もないが、どうせロクな事でなかったことだけは確かだろう。
堤義明と言う男、かつては経済雑誌でもてはやされていたが、所詮は不動産屋、文字通り「国土」を食い物にする輩である。
長野オリンピックで「堤栄えて長野滅ぶ」と言われたほど長野県を食い物にしたのは有名な話だが、かつて、バブル絶頂の頃、ヘリで北海道を視察した際に「あの山、買え!」と、指差した先には夕張岳があったとか。
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