南紀白浜空港からの帰りの便までかなりの時間があったので千畳敷を見に行った。ホントは温泉にでもつかりたかったのだけれども、さすがにそんな時間は……。
で、観光協会の説明では、「瀬戸崎の先端から太平洋に向けて突きだしたスロープ状になった白く柔らかい岩は第3紀層の砂岩からなる大岩盤で、打ち寄せる荒波に浸食され壮大な景観を創っています……」とあったが、壮大な「ラクガキ」を創っていますと書き改めなければならないほどの無数のラクガキ。10や20のラクガキではない。100や200などという中途半端な数ではない。
もしかしたら、観光協会が「ラクガキの勧め」でも行っているのではないかと疑いたくなる量であった。
一緒に行ったライターと口をアングリと空けたままその場を後にした……。
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