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2月1日の苫小牧は朝から雪だったという。午後になりみぞれに近い湿った雪に変わった。
そうなると積もった雪の表面が融けだし、夜の冷え込みで再び凍結、翌日の道路は完全なアイスバーンとなる。
昼間に表面が融けだし夜に凍結することを何日間か繰り返すと道路はアイスバーンどころか「スケートリンク」となってしまう。
こんな状態では雪道に慣れているハズの北海道人でも歩くのはさすがに苦労する。
1日の朝、苫小牧の実家前で親父は雪かきをしていたと言う。午後には2度目の雪かき。湿った雪は重い、それが堪えたのだろうか……、部屋に戻るなり胸が苦しいと訴え、救急車を呼んだが間に合わず、午後3時27分、21世紀を1ヶ月生きただけで逝ってしまった。満70歳。
病名は急性心筋梗塞…、別に心臓など悪くなかったはずなんだけれども。
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