本日、2008年9月2日、東京地方裁判所にて「小学館サライ著作権侵害裁判」は和解が成立しました。小学館側は複製権侵害とポジフィルムの紛失に対し和解金700万円を支払う義務のあることを認めました。
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■偽証罪
「金色のガッシュ!!」原稿紛失事件で小学館を提訴した漫画家の雷句誠氏は自身のブログの中で
「裁判所に提出する文書です。ウソを書いて提出すれば罪になる事ぐらい、自分は知っています。」と書いているが、これは間違いである。
■原稿紛失
原稿紛失という問題は、なにも小学館に限ったことではない。
しかしながら、当方が提訴した「小学館著作権侵害裁判」にせよ漫画家の雷句誠氏が提訴した「金色のガッシュ!!」原稿紛失事件にせよ、なぜか小学館が引き起した原稿紛失事件が突出して問題がこじれているように見受けられる。
■メンツ
昨年の暮近くの「小学館サライ著作権侵害裁判」が「近々和解するらしい」という話に続いて、今年3月小学館関係者から「上層部は既に諦めた」という情報を耳にした。
昨年5月30日の東京地方裁判所の判決では、ポジフィルム1枚の価値を2万円と認めた。
請求の15万円からするとずい分と安い判決ではあるが、何かにつけて企業に有利な判決が出ることが多い日本の民事裁判ではいたし方があるまい。
とあるサライ関係者から、この裁判「小学館サライ著作権侵害裁判」が「近々和解するらしい」という話を聞いた。
これは訴えを起こした当人が知らないビックリするような、まったく身に覚えのない話。