
東大・内村教授(中)らの精神鑑定を受ける平沢貞通
判決は自白の信憑性を裏付ける証拠として東大の内村教授らによる精神鑑定書(自白時の精神状態に異常は見られない)を採用した。
しかしながら、死刑確定以前より多くの精神医学者たちは同鑑定書に異議を唱えていた。それは、平沢氏のコルサコフ病の状態の顕著であることから、責任能力についても精神こう弱が妥当、自白時の精神状態にもコルサコフ病特有の症状が見られ拘禁精神病に陥っていたと判断している。
精神医学者の秋元波留夫氏は、死後再審請求において内村教授らによる精神鑑定は誤りであり、平沢氏の自白には信憑性がないとする鑑定書を1998年に東京高裁に提出した。
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獄死後、東大医学部病理学教室で平沢氏の脳が解剖されたが、解剖結果を東大は10年にわたり公表しなかった。弁護団は遺体の所有権のある遺族に返還するよう求め1998年、遺族に返還された。
現在、秋元波留夫氏らの精神医学者たちによる脳の検査が進められている。
![]() 東大医学部から返還された平沢氏の脳の標本 撮影:岡内正敏 |
![]() 10年ぶりに返還された脳について会見する弁護団 撮影: 岡内正敏 |
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平沢貞通氏を救う会
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