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事務局ニュース

事務局長・片島紀男氏

食道がんで他界


 平沢貞通氏を救う会事務局長・片島紀男さん(写真左)が、2008年12月24日、食道がんのため他界した。享年68歳だった。
 「救う会」新体制にあたり、全身全霊を傾け、活動していた片島さんは、私たちの運動の核だった。痛恨の思いを抱かざるをえない。
 片島さんは、つねに反権力の立場から、人間の心の深淵を迫りつづけたドキュメンタリストだった。片島さんとは、帝銀事件の再審請求と画家としての再評価を求めた2つのドキュメンタリーをつくっていただいたのが、私との出会いであった。
 撮影のため、冬の凍える北海道をまわり、ともに過ごした思い出は語りつくせない。私の心には、仕事を終えて、美味しそうに生ビールを飲んでいた片島さんの笑顔だけが残っている。ただ一言、「ありがとう」という感謝の思いをおくりたい。

 片島さんの死を前にして、私たちを支え、叱咤激励をしてくれた、救う会会長・秋元波留夫先生(写真右)が、一昨年、4月25日、肺炎のため急逝した。享年101歳だった。
 再審開始に向けて、運動を活性化していこうとの、秋元先生に言葉を受け、救う会の新体制をかためた。秋元先生宅に、代表委員、事務局関係者が集まり、熱をこめて、今後の運動の計画をたてたことが思い出される。
 また、この間、運動を側面から支援していただいた熊井啓監督、救う会代表委員だった井崎均さんが他界した。救う会の中軸であった存在を次々と失い、無念なかぎりである。

 私たちは、今後の救う会の新たな発展に向けて、体勢の再構築をしていなければならない。この4人の冥福を祈るとともに、その遺志を受け継ぎ、さらに平沢貞通の再審開始に向けて、闘っていくことを誓いたい。

2008年12月24日 平沢武彦


平沢貞通氏を救う会
e-mail :
teigin-case@gasho.net