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テレビ放映のお知らせ
報道特集「もうひとつの再審請求 帝銀事件・絵探しの旅」放映決定
2007年12月2日(日) 午後5時半より TBS系列局
総理官邸の収蔵庫で発見された軍命作「松浦潟のジャンク」(昭和10年代)
 帝銀事件が起きてから来年の1月26日で60年となります。そして、無実を訴えたまま95歳で平沢貞通氏は獄死してから20年がたちます。平沢氏は、逮捕前は文展(現日展)無鑑査、日本テンペラ画会会長をつとめる一流の画家でした。しかし、帝銀事件死刑囚との烙印のもと、数々の展覧会に入選した作も、壁から外され、倉庫にしまわれたり、古美術商に転売されるなど、その多くが今もなお闇に葬り去れつづけています。
 画家としての再評価・復権をもとめるとともに、17年余、逮捕前の作品に光をあてようと、養子の武彦氏が、北海道や全国各地をまわり絵探しの旅をつづけてきましたが、この番組では、本年、北海道や千葉県などで絵を探していく道程にスポットをあて、そのなかで、3点ほど新たに平沢氏の作品が見つかり、そして、戦時中から総理大臣官邸に飾られ、平沢氏逮捕後、壁から外された軍命作「松浦潟のジャンク」(昭和10年代)が総理官邸の収蔵庫にあることが、報道特集のスタッフにより確認され、養子の武彦氏が総理官邸を訪れ、閲覧し、画集作成用に、その絵を撮影しました。まさに60年ぶりに、この絵に光があてられることになりました。
 また、昭和22年、日本水彩画会により「皇太子献上画展」が開かれ、平沢氏の作「春遠からじ」も皇太子(現天皇)に献上されました。先月、問い合わせたところ、宮内庁は「日本水彩画会の求めにおうじ、昭和23年の秋に日本水彩画会にお返しした」との返答がありましたが、いったん献上したものの返還を求めるということは、にわかに信じがたく、水彩画会、平沢氏の親族に連絡したところ、そのような事実はないことが確認されました。このまま、平沢氏の逮捕前の代表作が闇に葬られてしまうのでしょか。
 報道特集は、それらの、様々な絵がたどった経過や事実の深層に迫った、かつてないドキュメンタリーに仕上がっています。お時間がございましたら、ご覧になっていただければ幸いです。

報道特集「もうひとつの再審請求 帝銀事件・絵探しの旅」放映予定
2007年12月2日(日) 午後5時半より TBS系列局で放映予定

平沢貞通氏を救う会
e-mail :
teigin-case@gasho.net