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「ガンモドキ」という食べ物、「雁」「もどき」ってぇ言うんだから、「雁」の「ニセモノ」なんだろな、やっぱり。
でも、一体、雁のどこに似せたもどきなのか?
(1)見た目が雁の肉に似ている
(2)雁の味に似ている
(3)中に入っているヒジキが雁の飛んでいる姿に似ている
などなど諸説紛紛で埒があかない。よ〜し、こうなりゃ百聞は一見、いや一味にしかず。食ってみりゃ問題解決……、とはゆかない。雁は国の天然記念物なのだ。
ここウトナイ湖へはピーク時に5万羽ものマガンやヒシクイなどの雁類が大集結し、その数も年々増加している。
増加しているのに天然記念物というのも妙な話だが、「開発」の名の元(大半は戦後)、湖沼を干拓して農地やゴルフ場としてしまったがため湖沼が激減、残された数少ない湖沼に一極集中することとなったただけで、実際はレッドデータブック記載の希少種である。
十数年前、雁の編隊を観察しながら友人(ちょうど1週間前、一周忌に出たばかりの当人)と「空中衝突して一羽ぐらい目の前にバサッと落ちてこないものだろうか」「どんな味がするんだろう」「食ってみたいものだ」などとバードウォッチャーとしては誠に不謹慎なことを話したのを思い出す。
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