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新幹線の喫煙車両は喫煙者であっても、ケムたい。喫煙者の私でさえ、禁煙車両で吸いたいと思ってしまうのだから、相当ひどいのだろう。
近頃、喫煙者は、なにかと肩身が狭い。飛行機の中はもちろんのこと、空港待合室、鉄道待合室、レストラン等々……、数えればきりがない。
元来、気圧を保つために凄まじい勢いで空気の循環を行わなければならない飛行機の中なんぞは、一番喫煙に適している空間のはずで、全日空が非喫煙者の隣で喫煙しても全く問題のないシステムを開発中との新聞報道があったくらいだ。
ところが、アメリカ直輸入のヒステリックな嫌煙権運動のせいか、このシステムは陽の目を見ることがなかった。
アメリカ西海岸からやって来た、とあるコーヒーショップは、完全に禁煙だ。その、入口に書かれている文句が笑わせる。「香り高いコーヒーの味をお楽しみいただくために店内は禁煙とさせていただきます」だと。
どんなにコーヒーが飲みたくっても、その店にだけは入ることはない。禁煙であるということはもちろんのこと、味音痴のアメリカ人好みのコーヒーのお湯割りみたいな代物が、紙コップに毛の生えたようなヘンテコな入れ物に入って出て来るんだよ!!
アメリカ人は全面禁煙を考える前に、どうして分煙という発想が浮かばないのか、とても不思議である。飛行機の中も待合室も我慢するから、せめてコーヒーを飲むときぐらいは、タバコを吸わせろよ!!喫煙者にも権利を!!
知人が経営する西麻布のワインバーは、その手の店には珍しく、喫煙可だ。彼曰く、「タバコのおかげで、ここまで大きくしてもらったから……」と。
同じ敷地内の彼の実家はタバコ屋さんだ……。
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