「サライ編集部はブラックボックス」と感想を漏らしたのは法務関係者。 本来であれば他の出版社同様、小学館でもすべての契約書は法務関係部署のチェックを経た書類が我々著作者へと提示されるはずなんだが、サライ編集部においては法務関係部署を経ることなく「写真使用契約書」などの重要書類を勝手に著作者へと提示していると言うわけである。
2007年6月アーカイブ
■買い取り
「小学館サライ著作権侵害裁判」の提訴前より、被告小学館はフィルム代や現像代などを経費として支払っているから、納品と同時にポジフィルムの所有権が被告に移ったとしていたが、第11回裁判で、被告双方に裁判官からポジフィルムの所有権の発生時について質問された折りには「原告が被告雑誌に使用するために原告の費用においてフィルムを購入した時点だ」として、それまでの主張とは食い違う主張をしている。![]()
小学館サライ著作権侵害裁判で、被告はサライに掲載された後の写真の二次利用についてもコントロールを及ぼしうるとして他の雑誌社に持ち込むことを禁止していると主張している。
「聞いちゃったかと言われれば聞いちゃった...」と発言し、ニッポン放送株のインサイダー取引で、証券取引法違反罪に問われた「もの言う株主」こと、村上ファンドの前代表村上世彰氏のマスコミのカメラの前で罪を認めたのは記憶に新しいところ。
「小学館サライ著作権侵害裁判」で被告小学館サライ編集長は陳述書(8頁)の中で次のような主張をしている。
■買い叩き
小学館は2月期決算で「広告」と映画・デジタル関連の「その他」部門が好調で、総売上げで講談社を上回ったそうである。
「小学館サライによる著作権侵害裁判」のきっかけとなったのは、当時の副編集長・O.J.氏から2002年12月に送付された写真使用契約書。
「サーバ」とは、一般には「コンピュータネットワーク上において、情報を集中的に管理し、他にサービスを提供するためのコンピュータ」と定義されていてネットワークに接続していることが前提となるが、「小学館サライ著作権侵害裁判」では、小学館側はこれまでの常識を覆す新たなサーバの概念を示している。
「小学館サライ著作権侵害裁判」判決日の2007年5月30日の朝刊に「ドラえもん 勝手に最終話...(日経新聞)」という見出しの記事が出ていた。
2007年1月30日、「小学館サライ著作権侵害裁判」で、東京地方裁判所へ提出した小学館の主張に対する反対署名に寄せられた支援の声。
■署名活動
「小学館サライ著作権侵害裁判」の第一審では、送信可能な状態に置いたことと営業妨害については棄却されたもの、複製権侵害とポジフィルムの所有権については、ほぼ全面的に認められ小学館に賠償命令を言い渡した。
小学館サライ著作権侵害裁判で、被告小学館は6月12日付で控訴した。 単なる面子の問題なのか、はたまた悪あがきなのか...、小学館は自らの犯した著作権侵害を真摯に受け止めて反省することなく、控訴の道を選んだわけである。
いわゆる「小学館サライによる著作権侵害」裁判で、被告小学館による複製権侵害と所有権侵害を認め賠償を命じる判決が東京地裁で言い渡された翌日の2007年5月31日、その無断複製を命じたサライ編集長が小学館初の女性執行役員に就任した。